田舎移住を決めたきっかけ
早期退職
平成6年に工業高校を卒業して、就職しました。
高校では、建築を先行していたので、技術職としてサラリーマン人生を開始しました。
人間関係に悩んだこともありました。
後輩が来なくなって上司と板挟みになったことも。
まぁ、ストレスばっかりの毎日でした。
18歳から働きだして、29年。
家のローンも終わりました。
子供も就職し独立しました。
48歳で、ここまで終わっているもの珍しいと思いますが、その分、若い時に苦労しました。
社会では、定年は60歳から65歳に引き上げ。
サラリーマン増税などニュースを見ていても明るいニュースがないですね。
そこで、私は、思ったのです。
「そこまで頑張る時期は、終わったんじゃないか?」と。
私の妻も正社員として働いているし、自分の生活は自分で責任を持てばいいんじゃないかと。
妻に相談したところ、あっけなく「嫌なら辞めたら」と言われました。
個人的には、もっと反対されるかと思っていたので拍子抜けでした。
ということで、先日、会社で「早期退職者の募集」があり、気持ちよく早期退職申請をしました。
退職金の上乗せもありますしね。
48歳で、裸一貫、頑張ることとしたのです。
自分のやりたいこと
自分のやりたいことや夢なんて、きっとどこかに落としてきたなって思ってる方、多いのじゃないのでしょうか?
自分のやりたいことって何だろう?
そういえば・・・。
私は子供のころから料理が好きでした。
母子家庭で母親が仕事に出ていたのもありました。
なにより母親が、私の作った料理を食べてくれるのが嬉しかったです。
ただ、私の母は、もともと料理店をしていた経験もあり、忖度のない母でした。
まずいものは、まずいという人でした。
小学校3年生の時、テレビで見たロールキャベツを食べてみたくて作ってみました。
ひき肉を練ることなくそのまま生のキャベツで包んでフライパンで焼きました。
味付けは、しょう油は正義と勘違いをしていた時代でしたのでしょう油焼き。
ひき肉は生焼けでキャベツはしょう油でコゲコゲ。
それを母に出したとき、まずいという言葉と共に10冊くらいの調理本を渡されました。
そこからは、その本を見ながら、様々な料理に挑戦していきました。
中学卒業前、料理人になりたくて京都の料亭に弟子入りできないかお願いに行きました。
おかみさんから言われた条件は一つ。
「お母さんの了解を得ること。」
母にそのことを伝えると泣きながら
「高校だけは、出といて。それからは、好きなことをしたらええ。」と言われました。
さすがに母子家庭で、一人で頑張って育ててくれた母の言葉に逆らえませんでした。
そこで、当時、興味のあった建築が学べる学校に行こう。
貧乏だったので、高校を出たら働けるようにと「手に職をつける」意味で工業高校へ行きました。
それからも料理は好きで続けていました。
そうだ、やりたいことあったなぁ。
いつか自分の作った料理を食べてもらえるお店がやりたいな。
あ、そうだ。
昔、上司の畑を借りて野菜を作ってたの楽しかったなぁ。
畑もやりながら生活したいな。
それらのやりたいことを総合して考えた時、「畑しながら飲食店をしたい」という夢を持ちました。
でも、お金かかるなぁ。
退職金は、あんまり使いたくないし。
とりあえず、初期費用を抑えるために市街地では無理なので田舎か。
田舎は、土地も広いし、価格も安い。
ただ、集客は難しいだろうなぁ。
と、色々考えて、妻とも相談して出した結論が
田舎に単身で移住!
安易と思われるかもしれませんが、私なりに考えた結果です。
生活していく上での現実
田舎移住を決めたのは良いのですが、早期退職をするので、収入がゼロです。
天然後に移住される方は、年金が収入としてあるかもしれませんが、私の収入源は、ありません。
なので、田舎移住してもパートなりで一定収入を確保する必要があります。
実際、48歳のおっさんを雇ってもらえるところがあるかどうかもわかりません。
だからといって、退職金に甘えるとあっという間になくなってしまいます。
考えられる収入の確保方法
- パートやバイトでの労働収入
- 作った野菜のネット販売
- アフィリエイトによるネット収入
私なりに今も考えてはいますが、退職までに色々と勉強したいと思います。
まとめ
早期退職をして田舎移住を決めた経緯を記しました。
今後、このサイトでは、移住にかかわる色々な情報を発信していこうと思っています。
移住を検討中の方や移住先輩の方々と交流できたらと思っています。
今後とも、よろしくお願いします。
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