田舎で暮らしたい
田舎の特徴
地方移住や田舎暮らしを検討されている方なら、一度は、耳にされたことがあると思います。
「田舎の付き合いが難しい」、「村八分にされた」等。
田舎の方は、近隣との繋がりや集落でのつながりをとても大切にされます。
それは、不自由な田舎において、お互いが助け合って生きていく必要があるからです。
そこに突然、都会暮らしの人間が、引っ越してくるというだけで、集落の方には、期待と不安を持たれます。
どんな人だろう?変わった人だったらどうしよう?
みんなでやってる作業(水路の掃除やごみの搬出等)に参加してもらえるのだろうか?
そんな中に飛び込むわけです。
自分の生活に干渉されたくないとか思っている方は、田舎移住はあきらめた方がいいです。
田舎では、地域に溶け込むために自分自身の努力が必要です。
まずは、自分自身を集落の皆さんに認知してもらい仲間に入れてもらうぐらいの考えが必要と思っています。
田舎のインフラ
田舎で暮らしたいと思って、古民家を探したりします。
今、町にお住まいの方は、都市ガスを使えて、水道水を使えて下水道が利用できていると思います。
しかし、田舎には、それらが整備されていない場合が多いです。
水道
水道については、井戸水なのか水道管が引かれているのか?
水道管が前の道路に設置されていても引き込まれていなければ、高額な手数料と工事費が必要になります。
下水道
下水道については、浄化槽なのか?汲み取りなのか?下水管に接続されているのか?
水道と同じく下水道の本管が近くまできているが、接続していない等。
移住に伴ってそれらを回収したりすると工事費が必要になる場合があります。
ガス
おそらく都市ガスは敷設されていない場合が多いです。
通常、ガスを利用するのは、お風呂や台所などで使用する給湯器。
料理をするために利用する火力かと思います。
ソーラーパネルを設置してオール電化する場合は、必要がありませんが、ガスを利用しようとすると、プロパンガスと契約することとなります。
ただ、プロパンガスは、都市ガスと違い高額になります。
またプロパンガスは、配達してもらったりする人件費や運送費なども上乗せされます。
プロパンガスの料金は、企業ごとに決めても良いので、契約する会社は、よく検討する必要があります。
それらを比較できるサイトもあるので、利用してみては、いかがでしょうか?
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田舎でのお付き合い
田舎でのお付き合いは、その場所によって色々とあるかとおもいます。
古い話だと与力制度なんかが残っている地域もあります。
まずは、移住先の自治会長や相談役の方などにお話を聞いて、付き合い方をしっかり考える必要があります。
移住が失敗しないためにも、しっかりと下調べをする必要がありますし、労力を惜しんではいけません。
私の場合は、狩猟免許を取得して、移住先集落の猟友会に加入して、地域へ溶け込むためのステップにしようと考えています。
まとめ
田舎で暮らすことは、良いことばかりではありません。
病院が近くにないとなると、小さなお子さんや高齢者の方にはリスクになります。
コンビニもスーパーも近くにありません。
急に必要なものがあっても車で1時間など、当たり前になります。
ご近所付き合いで疲れるかもしれません。
平気でズカズカとプライベートに踏み込まれるかもしれません。
もちろんメリットもたくさんあります。
のんびりとした時間や自給自足の生活、あたたかいご近所付き合いなど。
田舎で暮らしたいといってもよくよく考えて決めてください。
単純に田舎は過疎が、なぜ問題になるのか?
不便だから?働くところがないから?娯楽がないから?
よく考えて、その不自由さを楽しめる気概で移住を計画しましょう。
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